ゴリ旅×貯金箱ストーリー(第一章:貯金箱を手に入れる)

あらすじ

平凡な毎日を繰り返していたゴリ旅は心を動かされる写真(白川郷の雪景色)と出会う。

「旅に出たい!!」そんな気持ちが高まったゴリ旅。

しかし、現実的な壁に直面する。。お金がない。

そんなとき、いいことを思いつく。「貯金箱作戦だ!!」

シンプルだが、心を躍らせたゴリ旅はワクワクした心と共に旅への第一歩を踏みだす。

第一章:貯金箱を手に入れる

よし!!旅行いくぞー!と意気込んだはいいものの、旅行っていくらくらいかかるの?

場所や移動手段などによるだろうが、1泊2日だとして交通費2万円、宿泊代7千円、食事代2万、お土産代3千円、少しでも贅沢費1万円、、合わせると7万円。。もっと低くも出来るだろうが、それなりに近場で行くとしても7万円前後はかかりそうだ。

「なんだよ、無理じゃん。。。」

諦めの心も十分に出ている。だがしかし、今回ばっかしは絶対に行きたい。

せっかく「行きたい場所」が見つかったんだ。

なんとしても貯めてみせる!!

貯金箱との出会い

お金を貯めると決意したはいいがどうやって貯金しよう。

その時、ふと昔のことを思い出した。

それは、昔おばあちゃんからの落とし玉で瓶に入った小銭やお札を片手で取り出せた分がお年玉になるというものだ。

「あれ好きだったんだよなぁ。」

将来子供ができたときにやりたいと思うほど楽しかった。

よし!これにしよう!!

早速家を探してみると、以前飲んでいたプロテインにボトル型の空のものがあった。

何かに使えるかもしれないと思い保管しておいてよかった。

少し大きいし貯金箱っぽくはないけど十分だな!

貯金箱決定!!命名する。

ゴリたびの宝箱!

昔、頑張っていた頃に飲んでいたものだから愛着があるし、やる気も上がった。

貯金箱が決まったことだしルールを決めてみよう!

ゴリの夢箱のルール

貯金初心者のゴリ旅は貯金箱を前に呆然とするだけだった。そりゃそうだ。ゴリ旅は貯金初心者であり方法がわからない。

思いつくのは、一日100円ずつ入れよう!!くらいだ。

しかし、これだとただ生活は変わらず支出が増えるだけだ。。ゴリ旅にはそんなお金はない。生活を変えないことにはゴリの夢箱にチャリンという音が聞こえることはない。

笑われるかもしれないが、ゴリ旅は自分の力で貯金をしたこともなければしようと思ったこともない。

節約のコツを検索してみると、たくさんのコツがあったがゴリ旅にでもすぐに実践できるかも!と思ったものがある。

それは自炊をする、お弁当を持っていく、水筒を持っていく。この三つだ。

よし!やってみよう!!

貯金を続けるにはルールが必要。ゴリ旅は簡単な金額ルールを決めた。

ゴリ夢箱ルール

1:自炊で500円貯金

普段朝ごはんは家で食べている。夜ご飯や休日の昼夜は外食がほとんどで1000円以上かかることが多い。自炊でどれほど節約になるかはわからないため平均300円くらいいう情報をもとにゴリ旅は大食家なため500円で計算する。だから1回の自炊につき500円を貯金箱に入れる。

2:お弁当で500円貯金

普段お昼ご飯はコンビニか会社の食堂で食べていた。大体1000円弱使っている。

お弁当を作れば200~300円が平均らしい。だから1回のお弁当につき500円を貯金箱に入れる。

3:水筒で100円貯金

ゴリ旅自身ジュースをあまり飲まないため、500mlのお茶かお水を買っていた。

水筒には浄水型ウォーターサーバーのお水をいれていく。お茶は約130円くらいだから1回の水筒につき100円貯金箱に入れる。

ルール設定は出来た!あとはやってみるだけだ!

これだけ食費にかかっていれば貯金なんて「夢のまた夢」だったなと感じた。

日々の生活を見直すいいきっかけになったかもしれない。

はじめの一歩

ゴリ旅の宝箱ができたその日、ゴリ旅は胸を躍らせ近所のスーパーへ食材の調達へ向かった。

その夜、次の日のお弁当作りでSNSで調べたものをそのまま作ってみた。

豚バラ肉の生姜焼き、卵焼き、ブロッコリーマヨネーズ、プチトマト。

実際にかかった金額は調味料も合わせて約340円ほどであった。

「美味い!!」ガッツポーズがでた。

ゴリ旅は次の日の水筒分と合わせて600円をゴリ旅の宝箱へ入れる。

チャリンという音とともに心が震える音が聞こえた。

夢への道が見えたことで、胸の高鳴りと共に、はじめの一歩には十分すぎる手ごたえを感じた。

次回予告 第二章:節約ライフの始まり

次回はゴリ旅の宝の経過やゴリ旅流節約ライフ(生活に無駄が多いことに気づく!?)などについてお届けします。ぜひお楽しみに!!

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