あらすじ
宝箱(貯金箱)を手に入れ貯金ルール(自炊、お弁当、水筒)も設定したゴリ旅。その日はウキウキでお弁当作りに励んだ。
次のステップは、貯金箱を少しづつ満たしていくこと。
ここから始まるのは「ゴリ旅流 節約ライフ!」
日々の生活の中から少しずつ無駄を見つけて、いかに貯金ルールに取り入れていけるかというゴリ旅流の節約生活をスタートする。
第二章:ゴリ旅流 節約ライフの始まり
ルールを決めた初日、ゴリ旅はウキウキで宝箱を鳴らした。600円と小さい数字かもしれないがゴリ旅には十分すぎる快感だった。
今の仕事は嫌いじゃないが変わらない毎日を過ごすことにうんざりしていたゴリ旅には一本の光が差し込んだようだった。
自炊の楽しさを知ってしまったゴリ旅はその日から毎日自炊とお弁当作りに没頭することとなる。
「今までの平凡な日々は何だったんだ。仕事から帰るのが楽しみだ!」
定時に上がり、ルンルンで家に帰り夜ご飯とお弁当作りに励む。
1節約ポイントを探せ!
貯金を始めてから3週間が経った。「まさか、こんなにも継続できるなんて!!」3日坊主のゴリ旅は継続できていることに驚きを隠せなかった。
3週間での貯金額は22,500円!!思っていたよりも貯まっていた。いい調子だ!
しかし、ゴリ旅は欲張りだ。もっと貯金を加速させたい!色々なルールを定めようとした。
自宅は最寄駅からバスで10分ほどの距離にある。片道210円するから歩けば1日420円の節約だ!次の日から実践した。
初日は順調だった。2日続け、これはいけると思った。
土日をまたいで月曜日。「寒い。ちょっと辛い、先週より距離長い?」11月下旬になり寒さにも耐えられなくなったゴリ旅はこの方法は無理だ。やめよう。と断念してしまった。
なぜ毎日やるかやらないかで判断したかは謎だが、今のゴリ旅は貯金に必至だったため毎日継続できるものでしか考えられていなかった。そのため、他にも色々と試したが結局断念してしまうものばかりだった。
貯金はいい調子だが、目標は1月上旬に旅行に行きたい!
計算すると、12月は忘年会などで自炊できる日が減ってしまう。そのため、1万円ちょっと足りない計算だ。
「どうしよう。目標は必ず達成させたいのに。。」
悩んだ末に、もう一度貯金のコツについて調べてみる。
すると、家にあるいらないものを売る。と書いてあった。確かにこの家に来てから数年が経ち、まだ使えるけど要らないものや全く来ていない服などが大量にある。
「売ってみるか」
2家にある不要なものを売ってみる
早速家の中を整理してみる。
中には2年落ちの衣類乾燥付き除湿機や昔買った小型のプロジェクターなど売れそうなものは多々あった。年に一度断捨離しているはずだが、洋服に関しては30着ほどある。
「捨てられない性格は辛いぜ」
この機会だ。この気持ちが変わらない今、いろんなものを売ってみよう!
メルカリやジモティを活用して電子機器や、ブランド物の服などは売ってその他はリサイクルショップに売ろう!
アプリをダウンロードして出品してみると、数時間でいいねがたくさんついた。
「早く売れないかなぁ」
数日待つと購入希望の方が現れた。
「やった!!」
売れたのは除湿機7000円!動作不良があったにもかかわらず感謝だ。
日にちを合わせて取りに来てもらった。その時もらったお金は嬉しくてすぐ宝箱に入れた。
その後、洋服も売れ全部の合計は11200円!なかなか売れた気がする!
これで一月旅行になんとか届くかもしれない!毎日をゴリ旅が頑張るだけで可能な範囲だ!!俄然やる気が出てきた!!
「やってやるー!!」
節約プラス断捨離が今のところゴリ旅の節約法だ。ゆっくり進めていこう!
3小さな変化から大きなモチベーション
こうして始まったゴリ旅の節約ライフ。
初めは何かを我慢することが節約と思っていたのに実際やってみると楽しいことばかり。
仕事始めてからのゴリ旅の人生はずっと立ち止まっていたのか?と感じるほどに今は充実感を味わえている。
本当にささいな日常を変えただけでここまでのモチベーションが得られるのかと勉強になった。
日常の無駄を減らし節約する事で夢の旅へ近づいている実感が湧く。頑張れば届くものがあることも学んだ。
毎日宝箱にお金を入れるときのチャリンという音が、だんだん大きな喜びになってきた。
次回予告 第3章:旅の計画を立てる
節約ライフを楽しみながらお金が少しずつ貯まってきた。
次のステップは、具体的な旅行計画を立てる事!
ゴリ旅が送る旅の計画の全貌をお届けしますのでお楽しみにしててください!
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