あらすじ
ついに飛騨高山&白川郷旅行に来たゴリ旅。
ホテルは綺麗で大浴場もありご満悦なゴリ旅は夜の高山市内の観光に出かける。
中橋や古い町並みなどを散策しどんどん好きなっていく高山の街並み。
テンションが上がり大浴場でもお客さんと仲良くなるという出来事もあった。
色々な出会いがあるゴリ旅は明日からの楽しみを膨らませ眠りにつくのだった。
第4章:いよいよクライマックス!ゴリ旅に出発②
布団も身体にあっていて深い眠りについたゴリ旅は7時00分のアラームで目覚めるのだった。
いつもスヌーズをかけダラダラしてしまうゴリ旅だが今日は一発で起きることができた。
朝食バイキングは6時30分からスタートしているため大浴場のシャワーで寝癖を直しそのまま朝食に向かうことにした。
「!!!!!!」
とても豪華なバイキングに驚きを隠せない。

ゴリ旅の大好物であるお肉料理、卵料理、納豆、生卵があり大興奮だ。

左手前にあるのは岐阜のご当地グルメである鶏ちゃん(けいちゃん)。
しょうゆベースの味に鶏や野菜がマッチしていてとても美味だった。
ゴリ旅はしっかりお替りも済ませ大満足でホテルを出発した。
8時30分:宮川朝市
ホテルを出発したゴリ旅は驚いた。
「雪が積もっている。」

タイヤの跡でまばらな雪と木に積もる雪が綺麗で思わず写真を撮ってしまった。
どこも雪が積もっていて住民は雪かきに追われていた。
「ありがとうございます。」
感謝の心を忘れずに歩かせてもらう。
ホテルから徒歩7分くらいで宮川朝市に到着した。

現在の時刻は8時13分。8時からやってはいるはずなのだが人も少ないしお店も閉まっているところが多い。
近くの人に聞いてみると食べ歩きやお土産屋さんのみで飲食店などは基本10時頃から開店らしい。
「食べ歩きのために来たから問題なし!」
歩いてすぐに見つけたのは屋台で出店している団子屋さん(Tocco)だ。

醤油の焼かれた香りともちもちの団子でとても美味しかった。
さらに一本90円。安すぎて食べ放題かと思ってしまった。
「朝食バイキングなかったら何本食べていたんだろう(笑)」
それくらい好みの味で美味しかった。
歩みを進めると気になる看板が。

おわら玉天。焼きたては高山でしか食べれない。
食べてみたいが、懸念点が一つ。ゴリ旅はスイーツのような甘さが苦手だ。
「甘くて美味しい!」
甘いは甘いのだが、砂糖のついた煎餅のような甘さだ。
他に買っていた人もとても美味しいと言いながら食べていた。
もちろん好みで分かれるだろうが甘いものが好きな人是非食べてほしい一品だ。
お次は、、

おにぎり屋さん出現!!
寒い日におにぎりとみそ汁なんて最高じゃないか!!
店内で召し上がると藁の菅笠みたいなのに入れてくれてとても映えだった。
しかし、お腹いっぱいのゴリ旅は鮭おにぎり一個を持ち帰りで注文する。
おにぎりを食べながら歩くとお土産屋さんがあった。
「少し見てみよう。」

昔全国のまりもっこりを集めようとしていたゴリ旅はここで新たにモケケに出会う。
こういうご当地で売っているものは集めたくなってしまう。
しかし、前も結局収集が終わる前に塗装が剥げてきて処分してしまった。
「今回は我慢しよう。」
そんなこんなでお店を回っているといい時間になっていた。
ゴリ旅は満腹で次の高山陣屋へと向かうのだった。
9時00分:高山陣屋

商店街を抜けると古き良き建造物が顔を顔を出す。
「これが高山陣屋か。」
昨晩通ったが暗くてあまり見えていなかった。
陣屋として全国で唯一建物が残っているらしい。
入場料は440円。
靴は袋をいただけるので持ち歩きになるのだが、一つ困ったことがある。
「足冷たすぎ!!」
スリッパを持っていくか目の前にあるマツキヨで靴下に貼るホッカイロを購入することをお勧めする。
ここで、高山陣屋の中で一番面白いと思ったものを紹介しよう。

これは刺子という火事の時などに着て消火活動をするらしい。
消火活動が終了するとリバーシブルになっている刺子を裏返しに着る。すると、大きなトラの絵が背中に書いてあり、それを着て誇らしげに帰っていたらしい。
「今も昔も消防士さんはかっこいいな。」
他にも役所の中の各部屋などを見ることができとても面白かった。
約70分ほどかけて回った。
次の目的地は飛騨高山レトロミュージアムだ。
そこまでの道中で昨日写真を撮った中橋がある。

景色はやはりライトアップのある夜が綺麗な気がした。
この川沿いを歩いていくと飛騨高山レトロミュージアムがある。
10時30分:飛騨高山レトロミュージアム

どーん!!
外からすでに昭和感が漂う。
中に入ると目の前には駄菓子コーナーと受付がある。駄菓子は最後に見て回るとして受付をしよう。
「11時半から給食が食べれますけどどうですか?」
なにー。。そんなものがあったのか。揚げパン、ソフト麺、ミートソースの3点セットが食べられるみたいだ。
気になるが1時間は流石に待てない。やめておこう。
チェックインをして中に入るとまず教室がある。
「懐かしい。」
昭和の人間でないゴリ旅でも懐かしいと思える風景だった。パイプの足に木の板を付けた椅子と机、そして黒板。小学校を思い出す。
黒板にはチョークと磁石のついた三角定規などがあった。落書きをせずにはいられない。

落書きをすると次に来た人が答えを書いていた。このままにしておこう。笑
教室を後にしてさらに先へ行くと昭和とパチンコやゲームコーナーがある。

一回10円のものや100円のものがあり、所持していた小銭ある分使ってしまったがとても満足感があった。
他にもおもちゃがガラス張りに飾られていたり漫画コーナーや床屋、公衆電話などもあった。
1時間近く楽しむことができた。
最後に駄菓子屋で甥っ子姪っ子へのお土産を購入して飛騨高山レトロミュージアムを後にする。
11時45分古い街並み
飛騨高山レトロミュージアムを出た瞬間から、どこか懐かしい昭和の雰囲気が名残惜しく感じる。
しかし、そのまま足を止めることなく目的地へ向かう。
「高山はどこ歩いても絵になるなぁ」
石畳の道やどっしりとした木造建築が並ぶ街並みは、歩くだけで心が落ち着く。
ゆっくりと歩いていると左手に看板が見えてくる。

「食べないわけにはいかないよなぁ!!!」

サクサクの衣にジューシーで柔らかい飛騨牛の旨味が口いっぱいに広がる!!!
「今のところ高山ベスト1だ!」
まさか予定にないところでこんな出会いがあるとは。
「これも旅ならではですな。」
そんな出会いもありながら古い町並みのさんまち通りに到着する。
さんまち通りは食べ歩きにピッタリのスポットとなっていて、歴史的な建物と地元グルメを同時に楽しめる人気スポットとなっている。
ゴリ旅は昼食もかねて、たい焼き、牛コロッケ、飛騨牛串を味わった。
飛騨牛串や牛コロッケはもちろん美味しかったが、その中での一推しはたい焼きだ。茶の芽というお店の子鯛焼きで五種類の具になっていて美味しかった。ウインナーが思っていたより好きであった。



お腹がいっぱいだ。大満足だ!!
絶品を頬張りながら古い町並みを散歩する。
古い町並みはお土産屋さんや、風情溢れる雰囲気がとても良い。
次の予定は13時9分のバスに乗って櫻山八幡宮に行くことだ。
しかし、
「歩いたし、食べ過ぎて眠くなってきた。」
いきなり、限界が来た。一度帰って寝よう。
「一度寝るとか普通ないだろ(笑)」
バスを一本乗り過ごして14時9分のバスで行こう。
「グゥー、グゥー、」
バスの時間ギリギリまで寝てしまった。
急いでバス停に行くと2分遅れくらいでバスが来た。
14時20分:櫻山八幡宮
バスを降りるとすぐのところに櫻山八幡宮の案内が。
山間に佇む静かな神社で古い町並みの賑やかさとは違う雰囲気を感じた。
境内をゆっくり散策し、ご挨拶と安全を祈願した。
こういうところに来ると必ずおみくじをやってしまう。
結果は、、、中吉。うーん、悪くはないけど、ぱっとしない(笑)
夕方の柔らかな光が差し込む中、静かな時間を過ごせたゴリ旅は優しい気持ちになり櫻山八幡宮を後にする。
次の予定は17時からでこなる横丁でお楽しみの食とお酒だ。
しかし、もうお腹が空いてしまった。ラーメンが食べたい気分だ。
ということで、高山ラーメンを堪能することにした。

美味しい。ノーマルな中華そばだ。寒くて凍えていたゴリ旅には温かさも沁みる。
「一日何食食べるんだよ。。」
そんなこんなで時間が経ち、16時45分になる。でこなる横丁へ向かう。
17時00分:でこなる横丁
少し早く着いたゴリ旅は下見を開始する。

下見をしてみると17時から開きそうな店舗は3店舗くらいしかない。
「平日じゃこんなもんかな。」
一番気になったのは入ってすぐにある餃子のお店だ。しかし、すでに店内は満席になっていて外にも並んでいた。
「待ってまではいいかなぁ」
そう思ったゴリ旅はでこなる横丁を諦めて検索しながら少し散策してみることにした。
地酒が飲めて地元グルメが食べれるところで検索すると、
串のあじ平というお店がヒットした。
「ここにしよう。」
ホテルにも近いし、いい感じだ。

2階にも席があり、大人数も対応出来ていいお店だ。
中に入ると予約である程度埋まっていたが、カウンターに入ることができた。
「ラッキー!」
ここもダメだったら寒いし帰っていたかもしれない(笑)
カウンターに腰を掛け、まず一杯目は決まっている。
「生ビールください!」
と言いたいところだが、タッチパネルでの注文だ。取り合えず生ビールを注文し、待つことにした。
すると、
「あれ?昨日の人?」
声のする方を見ると昨日大浴場で出会った人がいたのだ。
「え!運命的出会い(笑)」
お互いに驚きを隠せなかった。
「偶然過ぎますね(笑)」
結局、1席空いていた隣の席を詰め一緒に飲むことになった。
とりあえず、
「乾杯!!」
本当に何かの縁があるんじゃないかと思うほど話が進んだ。
すると、お互いに明日は白川郷にいく事が発覚した。
まさか、バスの時間まで一緒じゃないだろうな。
「明日は何で行くんですか?」
「レンタカーを借りていきます!」
!!! 一人で借りてもレンタカーのほうが安いみたいだ。
その手は考えつかなかった。
すると、まさかの一言が。
「一緒に行きますか?」
!!!!!!!!!
「いいんですか(笑)」
2人のほうが安いし楽しいということで承諾してくれたのだ。
「この恩は一生忘れません(笑)」
そんなこんなで話をしているうちにゴリ旅も3杯目に突入していた。
「ここはお酒もごはんも美味しいですね!」
鶏のから揚げに鶏の鶏ちゃん、トマトのホイル焼き等美味しいものばかりだった。
さらに、日本酒の蓬莱家伝と弓飛騨という日本酒をいただいた。
蓬莱家伝は口当たりはとてもよく後から辛さがやってくる。
弓飛騨は口当たりもよく、後味も柔らかい印象だった。日本酒初心者や飲みやすい味がいい人にはとてもおススメだ。
「なんと幼稚な食レポ(笑)」
お酒もだいぶ進み、3時間ほどが経過していた。
この日は雪がとても降っていてもう一軒行くと帰れなくなるかもしれないと思い一軒で帰宅することにした。
あじ平はまた来たいと思えるいいお店だった。
21時:ホテル到着
「一緒に飲めて楽しかったです」
お店で解散をし、ゴリ旅は安定のコンビニへ向かう。
今日はファミリーマート!昨日からきになっていたビールがあるのだ。
それは、飛騨高山麦酒だ。
「どんな味がするんだろう。」
ゴリ旅はこれ一本とつまみを購入し、帰宅する。
帰宅後、ソファに腰を掛けお目当てのビールを堪能する。
「辛い~!!」
飲みやすいビールが好きなゴリ旅にはドカンと強烈な存在感の味だった。
おつまみと共に飲み干したゴリ旅はかなり酔っぱらっていた。
お風呂に入って布団でゴロゴロしよう。
22時00分:就寝
お風呂から出たゴリ旅は寝間着に着替え目覚ましをかけ布団にゴロンとする。
「グゥー、グゥー」
寝たときの記憶がないほどすぐ寝てしまった。
お疲れさまでした。
次回予告:第4章:いよいよクライマックス!ゴリ旅に出発③
明日は7時に駅前のレンタカー屋さん集合。
まさかの出会いに旅はいいものだな、と浸りながら夜を過ごしたゴリ旅は明日の白川郷に向けていい夢を見るのだった。
明日は夢の白川郷!!この日のために努力をしてきたゴリ旅はどんな反応を示すのか。
ご期待を!!
コメント